失敗は最高の教師であり、私の経験もその例外ではありません。今回は、私が総務部長として働いていた頃の失敗事例を共有し、その学びを皆さんと共有したいと思います。
部下を「歯車」として見る過ち
私の下には4人の女性事務員がいました。彼女たちは20代から30代の若い世代でした。私は当時、仕事がスムーズに進むことを最優先に考え、彼女たちを単なる会社の歯車としてしか見ていませんでした。この考え方が、部署内での高い人の入れ替わりを生んでいました。
仕事の進み具合の停滞
部署は新人ばかりとなり、仕事の進み具合が遅くなってしまいました。私は自分自身に原因があることにようやく気づきました。
自己変革の取り組み
私はこの状況を打破するための方法を模索し、人事労務に関する勉強会に参加しました。そして、自分の考え方や接し方を見直すことにしました。部下をただの会社の歯車としてではなく、一緒に成長していく「同じかまどの飯を食う」仲間として見るように心がけました。
部下の成長をサポート
将来彼女たちが転職をして他の会社に就職した際に、うちの会社での経験や学びが評価されるように、彼女たちのスキルや知識を向上させることを目指しました。
結果の変化
私が自分の考え方や部下に対する接し方を変える努力をすることで、部署の雰囲気や仕事の進み具合が早くなりました。部下は上司の態度や行動を真似します。
最後に
私の経験から、部下やスタッフの成長や幸せを追求することが、上司や経営者の最も大切な役割であると感じています。私の失敗が、皆さんのリーダーシップの参考となれば幸いです。
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