生きやすくなるための考え方や、大本の近況をお知らせしています。
マガジン名は「そう言われてみれば、そのとおり」です。
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<今月の、そう言われてみれば、そのとおり>
◆人間万事塞翁が馬昔、中国の北方に胡という大変荒々しい民族が
いて、胡の地と国境のとりでの近くに占いの
上手な老人が住んでいました。あるとき、どうしたことか老人が飼っていた馬
が、とりでを越えて胡の国に逃げてしまった。近所の人びとが「えらいことになりましたな、
お気の毒に」と慰めてくれたが、
老人は悲しそうな様子もなくいわれた。
「なあに、そのうちきっと、
いいやつをつれてやってくるさ」といった。老人がいったとおり、まもなく逃げた馬が、
胡の名馬をひきつれて帰ってきたのです。「よかったなァ、爺さん」。
さっそく人びとが、お祝いにかけつけたが、
老人はうれしそうな顔も見せずに、
「いやいや、いつまた良くないことが
起きるかもしれない」と答えた。ある日、老人の息子が落馬して股の骨を
折ってしまい、不自由な息子を
気の毒がる人びとに、老人はまた平然といわれた。「悲しむことはない。そのうちきっと幸せが
訪れてくるだろうよ」。あくる年、胡人の大軍が攻め込んできた。
召集された村の若者たちは、弓や槍で戦ったが、
十人中九人までもが死んでしまった。
ところが老人の息子は、骨折していたために
兵役をまぬがれ、父子とも無事でした。「人間万事塞翁が馬」とは、人間が生きていく
上での幸、不幸は予測できないから、
悪いことがあっても悲しんでばかりいては
いけない、といういましめとして
使われるようになった。人は次から次と湧いてくる問題を
自分の力で解決しようと思うから
耐えられなくなる。老人のように、物事にさからわず、
すべてを天に託し、一つ一つ、できるものから
片づけていくことだし、
片づかなければ放っておくことです。災難は幸運を招くものであったと、
あとで分かってくるでしょう。(大本の師の言葉より引用)
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昨年から今年にかけて仕事量が減って、
一時はどうなることかと恐怖しました。
いま出来ることに取り組み、周りの方々に
助けられて今年も何とか乗り切れました。「災難は幸運を招くものであった」
2021年12月発行のニュースレターより
ピンチだからと思考をストップするのでなく、
できることから取り組むことの大切さを
体で覚えました。