わたしの想い

大本佳典

届かなかった、あの日から

「社員のこと、相談できる経営顧問」として仕事をしています、大本佳典です。
なぜこの肩書きで仕事をしているのか――その入り口の話です。

届かなかった経験から、今のしごとへ

あのとき、わたしは止められなかった

2011年、専務取締役を務めていたタクシー会社が、終わりを迎えました。

きっかけはひとつではありません。決定的だったのは、社長が社員のことを軽く扱った瞬間が、少しずつ積み重なっていったことです。給与のこと、勤務シフトのこと、人事評価のこと。一つひとつは小さな判断ですが、社員にとっては「自分は大事にされていない」というメッセージとして、確実に積もっていきました。

役員として、止めようと動きました。会議で意見を出し、社員の声を伝え、別の選択肢を示しました。しかし、届かなかった。組織はゆっくりと崩れ、優秀な人から順に辞めていきました。残った人たちも、もう信頼してはいませんでした。

会社はなくなり、私は連帯保証人として、家を失いました。

判断の手前で、ひとり迷っている社長を見て

その後、コンサルタントとして独立しました。仕事の中で、社員のことで判断に迷う社長と、数えきれないほど会いました。

「あの社員、最近やる気が見えない。どう声をかければいい?」
「給与体系を変えたいが、誰にどう伝えるべきか悩んでいる」
「次のリーダー候補が育っていない。育てるべきか、外から採るべきか」

どの社長も、答えがないわけではありません。むしろ、ぼんやりと方向は見えている。けれども、決め切れない。決めた後の社員の反応が怖い。一人で抱え込んで、判断が止まる。

その場面のとなりに座って、一緒に考える人がいるかどうか。これだけで、組織の未来は大きく変わります。私が「社員のこと、相談できる経営顧問」を名乗っているのは、そのためです。

背中を押す、ときに止める。決めた後も伴走する

私の仕事は、二つです。

ひとつは、社長の判断を一緒に整理すること。「進めるべきか、止めるべきか」を、人事労務21年の実務と、組織が崩れた現場で見てきたものをもとに、一緒に判断します。背中を押すときもあれば、「いま動かないほうがいい」と止めることもあります。

もうひとつは、決めた後の伴走。判断は決めた瞬間ではなく、社員に伝え、定着し、結果が出るまでが一連です。決めっぱなしにせず、揺り戻しのタイミングまで一緒に走ります。

あのとき、私は止められませんでした。だから今、他の社長のそばで、止められる側の人間でいたいと思っています。

だからこそ、わたしにできること

机上の制度論ではなく、現場で動かしてきた実務から。

人事労務21年の実務経験

タクシー会社の役員として、独立後の支援先で。机上の制度論ではなく、実際に動かしてきた現場の手応えを持っています。

組織崩壊を間近で見た経験

「この判断を放置すると、どこまで悪化するか」が見える。社員のことで迷う社長に、止まれる場面では止まれと言えます。

値上げ交渉の伴走実績

価格改定の意思決定から、取引先への通達まで、実行ベースで伴走してきました。理屈ではなく、行動の手順で支えます。

これまでの仕事

登壇実績
年間100本超のセミナー・講習会(2012年の独立以来、北海道全域で)
主な依頼元
商工会議所、商工会、各種支援機関、民間企業
主なテーマ
社員マネジメント、値上げ判断、経営戦略、事業計画、創業支援、生成AI活用

伴走してきた社長からの言葉

「判断を進めていいか迷うときに、背中を押してもらえる。特に従業員のことで」
「悩む時間が減って、さっさと進められるようになりました」
「もし相談していなかったら、社員のことで良くない方の選択肢を取っていたかもしれない」

今、提供しているもの

入り口は、軽くて構いません。

経営顧問サービス(伴走型)

社員マネジメント、値上げ判断、組織づくり――社長の経営判断と実行を、月次の壁打ちと随時の相談で伴走します。「悩む時間を減らし、決めて動ける状態」をつくることが目的です。3つのプランから、ご状況に合わせてお選びいただけます。

サービスの詳細を見る →

無料相談

「いきなり契約は重い」「まずは話だけ聞いてほしい」という方向けに、初回無料の相談を受け付けています。社員のこと、組織のこと、値上げのこと――どんなテーマでも構いません。

無料相談を申し込む →

社員のことで悩んだら、まず相談してください

経営の本に書いてある通りには、組織は動きません。社員も社長も、感情を持って動いています。だから、判断には迷いが伴います。

その迷いを、ひとりで抱え込まないでください。話してみるだけで、見える景色が変わることがあります。

あなたの会社では、いま、どんな判断が止まったままになっていますか?

このページのイラストは、札幌のイラストレーター TAO さんに描いていただきました。
言葉ではうまく伝わらない雰囲気を、絵に託しています。