富良野市でのセミナー講師体験

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先日、私は富良野市へ出張に行ってきました。今回の出張は、セミナー講師としてのお仕事です。富良野は北海道を代表する観光地の一つで、ラベンダー畑や美しい丘陵地帯、雄大な自然に囲まれた場所です。何度か訪れたことがある場所ですが、その度にその魅力に引き込まれます。特に夏場の富良野は、多くの観光客で賑わい、色とりどりの花々が街を彩ります。そんな美しい風景の中での出張は、私にとってもワクワクする時間になります。

富良野市に到着すると、まずは毎回楽しみにしている「ふらのっち」というご当地のポテトチップスを購入しました。ふらのっちは、富良野近郊で採れた新鮮なじゃがいもを使用しているため、その風味豊かでサクサクとした食感が特徴です。このポテトチップスは、富良野に来ると必ず購入する私の定番で、すでにファンになってしまいました。口に入れると、ほんのりとした塩味が広がり、じゃがいもの甘みと一緒に噛むたびに幸せな気持ちにさせてくれる、そんな一品です。地元のスーパーで購入できるため、観光のお土産にもぴったりです。

JAふらのホームページより

(JAふらのホームページより)

今回も、到着してすぐにそのスーパーに寄り道し、ふらのっちを購入しました。同じスーパーで、お蕎麦も手に取りました。富良野は風光明媚な風景だけでなく、地元の食材も素晴らしい地域で、そこで販売されている食品はどれも品質が高いものばかりです。お蕎麦は、北海道産のそば粉を使ったものが多く、コシが強く、風味豊かです。そこで購入したお蕎麦とふらのっちを組み合わせて、車の中で簡単なランチを楽しみました。外でのランチはまた格別で、富良野の自然に囲まれながら食べると、シンプルな食事も特別な時間に感じられます。

セミナー会場へ—人材募集の広告作成

ランチを済ませた後、今回のセミナーが行われる会場に向かいました。会場は地元の商工会議所のビルにあり、参加者は地元の企業や事業者の方々です。富良野は観光地として有名ですが、観光業だけでなく、農業や製造業など多様な産業が根付いている地域です。企業の規模も中小企業が多く、地元の人々が地道に事業を続けている印象があります。今回はそうした地元の事業者の方々に向けて、「人材募集の広告作成」についてのセミナーを行いました。

セミナーのテーマは「人材募集広告の効果的な作り方」。人材不足が深刻な問題として全国的に注目されている中、特に地方の中小企業にとっては、適切な人材を確保することが事業の継続や成長において非常に重要です。富良野に魅力を感じて働きたいという若者や転職希望者をどうやって引き付けるかが、大きな課題となっています。

私が今回のセミナーで強調したのは、人材募集広告を作る上で重要な要素です。その第一は、自社の強みや魅力を明確にすることです。どんなに良い会社であっても、その魅力がきちんと伝わらなければ、求職者には響きません。例えば、地元に根付いた企業としての安心感や、家庭的な職場環境、または独自の製品や社会貢献など、企業ごとに強みは様々です。それらをしっかり整理し、広告に反映させることが大切です。

次に重要なのは、ペルソナ設定です。ペルソナとは、企業が求める理想的な人材の具体的なイメージのことです。性別や年齢、職歴だけでなく、その人の趣味や価値観、ライフスタイルまでも細かく設定することで、よりターゲットを絞った広告が作れます。セミナーでは、ペルソナ設定の重要性を詳しく解説し、そのペルソナが魅力を感じるような広告文章をどのように作成すべきかを、具体的な事例を交えながら説明しました。

例えば、若い世代をターゲットにする場合、成長できる環境があることや、社員教育に力を入れていることなどを強調することが効果的です。また、地元で働きたいというニーズを持つ人には、地域に根ざした生活と仕事の両立がアピールポイントになります。それに対し、年配の方や経験豊富な人材には、安定性や技術を活かせる職場環境を強調する方が良い場合もあります。このように、ペルソナに応じてメッセージを変えることで、より効果的な人材募集が可能になります。

生成AIの活用—広告作成を効率化

さらに、今回のセミナーで特に強調したのは、生成AIを活用した広告作成の提案です。従来の人材募集広告は、時間をかけて文章を練り上げる必要がありましたが、今ではAI技術を活用することで、迅速かつ効果的に広告を作成することができるようになっています。生成AIは、企業の強みを明確にする際や、ペルソナ設定の際に非常に有効です。

AIを使うことで、自分たちでは思いつかないようなアイデアや表現方法が出てきます。例えば、AIが自社の特長を的確に捉え、独自の言葉で表現してくれることがあります。それに加えて、ペルソナに響くようなフレーズや、ターゲットに最適な広告文を生成することで、求職者に対してより効果的にアピールできるようになります。私は、実際にAIを活用して作成した広告の例を見せながら、その具体的な活用方法を説明しました。

参加者の皆さんは、生成AIに対して大きな興味を持っているようで、特に中小企業の方々からは「こうした技術を使えば、今まで時間がかかっていた広告作成がもっとスピーディにできるかもしれない」という声も聞かれました。AIは、広告のアイデアを出すだけでなく、SNSやウェブ広告の最適化にも役立つため、今後の人材募集において非常に有効なツールとなるでしょう。

セミナーを終えて

セミナーの終了後、参加者の方々にアンケートをお願いしました。多くの方が非常に満足しているという評価をいただき、特に「具体的な事例が分かりやすかった」「AIを活用した広告作成の提案が新鮮だった」との感想をいただきました。評価は5点中5点という結果で、講師として非常に嬉しく感じました。特に、中小企業の方々が抱える課題に対して、実践的なアプローチを提供できることは、私のやりがいです。

今回のセミナーを通じて改めて感じたのは、企業における人材募集の難しさです。しかし、その難しさを乗り越えるためには、企業自身が自分たちの強みをしっかり理解し、それを求職者に対してどのようにアピールするかが非常に重要です。広告作成の技術やAIなどの新しいツールを活用することで、そのハードルは少しずつ低くなってきていると感じます。

今後も、こうしたセミナーを通じて、企業の人事担当者が人材確保や事業拡大に役立つ情報を提供し続けたいと思います。また、私自身も引き続き最新の技術やトレンドを学び、さらに良い提案ができるよう努めていきます。

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この記事を書いた人
おおもと経営オフィス 代表
大本 佳典

大本佳典【公式】 / Yoshinori Oomoto
おおもと経営オフィス 代表
1993年より企業経営に携わる、「経営者の心に寄り添う経営コンサルタント」
[経歴と実績]
経営戦略立案、融資サポート、ビジネスコーチングの専門家。年間のセミナーなど登壇回数は100本超え。
北海道商工会議所連合会エキスパートバンク登録専門家、北海道商工会連合会エキスパートバンク登録専門家として活動。
[趣味]
美味しい料理と日本酒を楽しむこと、写真撮影。
北海道を愛車の MINI COOPER で走り回ること。年間走行距離は20,000km超。
[ブログについて]
経営者の皆様に寄り添い、実践的なビジネス戦略や心構えについて発信してます。
失敗と復活を経験した視点から、北海道の企業の成長と発展に少しでも貢献できたら嬉しいです。

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