先日、ある異業種交流会に参加して
歯医者さんと同じテーブルになったんです。
この道30数年のベテラン歯医者さんでしたから
わたしが前から知りたかった質問をぶつけてみました。
「良い歯医者」「悪い歯医者」を見分ける方法はありますか?
すると「歯の根の治療をするときに、『めんどくさい』やり方で治療にあたる歯医者さんは間違いがない」
「そういう歯医者さんだったら他のことも手を抜かずにきっちりやっていると思うよ」
具体的な方法はここでは触れませんが、
その話を聞いて、わたしが感じたことは、
同業他社にとって「めんどくさい」ことをやる人は、
お客さんの支持(と同業者の尊敬)を集めるのだと感じました。
さて、これを読んでいるあなたの業界でも
「めんどくさい」ことをやってる会社さんが、あるはずです。
その会社さんは、他では真似できない技術・知識ばかりではなく、
同業者からすると「めんどくさいこと」をして
お客さんの支持を集めています
「めんどくさい」ことは同業他社は真似しませんから、
その会社さんにとって独自の強みといえます。
ところが、めんどくさいことを「あたりまえ」と思って、
自社の「強み」だと気づいていないことも。
もったいないです(汗)
強みに気づくためには是非、お客さんに聴いていただきたいのです。
「どうして、うちに発注してくれたんですか?」
お客さんの声は天の声です。
それは自社が選ばれる理由、もっと言うと「強み」「特徴」です。
自社の強みを発見できたらSNSやホームページでもっと自慢しましょう。
強みに力を入れていくことで、
事業をさらに発展させることができます。
わたしもお客さんに、セミナーの採用理由を聞きまくって
気づかなかった自分の強みに気がつきました。
強みを前面に打ち出すことで、発注が増えましたよ。
お客さんに聴きにくいときは第三者の力を借りてはいかがでしょうか。