起業する時、銀行口座開設にはハードルがある

起業する時、銀行口座開設にはハードルがある 起業・創業

起業する際には、銀行口座開設にはハードルがあることが知られています。

これは、世界的にマネーローンダリングの規制が厳しくなっている中で、日本も国際機関から規制強化を求められており、世界標準に近づくために銀行が厳しいルールを設けているためです。

このルールには、事業所が支店と遠いことや、業種的に危険度を設定していること、また来店した時の態度が怪しいといった要素が含まれています。

銀行側はこれらの要素をもとにスコアリングを行っています。

口座開設を断る場合にも、「総合的に判断して」というかたちで謝絶することが多いようです。

起業家が銀行口座開設をするにあたっては、怪しまれないことが大前提になります。

そのため、商工会議所や商工会、有力な会計参与などとの日常的な接点を持つことが必要不可欠です。

これらの関係を築くことで、銀行口座開設に必要な条件を満たすことができる可能性が高くなると言えます。

この記事を書いた人
おおもと経営オフィス 代表
大本 佳典

大本佳典【公式】 / Yoshinori Oomoto
おおもと経営オフィス 代表
1993年より企業経営に携わる、「経営者の心に寄り添う経営コンサルタント」
[経歴と実績]
経営戦略立案、融資サポート、ビジネスコーチングの専門家。年間のセミナーなど登壇回数は100本超え。
北海道商工会議所連合会エキスパートバンク登録専門家、北海道商工会連合会エキスパートバンク登録専門家として活動。
[趣味]
美味しい料理と日本酒を楽しむこと、写真撮影。
北海道を愛車の MINI COOPER で走り回ること。年間走行距離は20,000km超。
[ブログについて]
経営者の皆様に寄り添い、実践的なビジネス戦略や心構えについて発信してます。
失敗と復活を経験した視点から、北海道の企業の成長と発展に少しでも貢献できたら嬉しいです。

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