経営改善を前提とした事業計画の場合、コスト削減計画をキッチリ作り込むことが大切でしょう。
削減計画を実行する、時間をおいて計画と実数との差異をチェックして修正し、継続して削減計画に取り組んでいくことです。
不思議なもので計画が出来上がると安心して、実行とチェックが忘れられることがあります。
仕入れ先との価格交渉や社内の販管費の見直し、役員報酬の削減、そして賞与のカット、人員削減、さらに社員の給与額・給与体系の見直しに取り組んで、計画的に削減を実行することです。
コスト削減を前提とした事業計画で、営業利益を黒字ギリギリに設定していると、売上が下振れした場合すぐに赤字になります。
◆最後に;
コスト削減を実行する前に、社員に説明をして、理解を求めることです。
どのような状況になれば「給与や人員数を元に戻す」という基準を作って、社員に理解を求めるのです。
社員の協力無くしてコスト削減は実現しないし、継続もできません。
利益が出てきて業績が回復した時には、きちんと協力に報いることです。
甘い計画は、あっという間に会社を破綻させます。
厳しく作り、目標値をクリアするまで継続することが求められます。
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わたしは中小企業に事業評価性融資をしてもらいやすい会社にするお手伝いをしています。
・事業計画の作成のサポートと、その進捗サポートをしています。
・融資申込から実行までの短縮サポートができます。
・創業者支援を積極的に行なっています。
・創業スクール全4回の講師を毎年、務めています。
そして、事業計画に基づいた毎月の実行支援のお手伝いと、金融機関に提出する資料作りのお手伝いをしています。
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おおもと経営オフィス
代表 大本佳典