倒産して全てを失った私が、ドン底で見つけた「たった一つの希望」

失敗からの逆転:経営者の教訓

心を照らすもの、心を閉ざすもの

ふとした瞬間に、心がざわつくことはありませんか。思うように進まない事業、離れていく社員、減っていく通帳の残高。気づけば、誰かのせいにしたり、環境に不満を漏らしたりしている。経営者であれば、一度ならずとも経験する道だと思います。その不満は、じわじわと心を蝕み、いつの間にか世界を狭く、暗いものに変えてしまいます。

私が囚われていた「闇」の正体

かつての私も、まさにその「闇」のど真ん中にいました。会社が倒産した直後、目の前は真っ暗。「なぜ自分だけがこんな目に」という思いが頭から離れず、世の中すべてを恨めしく感じていました。心は固く閉ざされ、他人の親切さえ素直に受け取れない。不満という名の分厚い壁を、自分で築き上げていたのです。世界はどんどん小さくなり、自分一人だけが取り残されたような孤独感に苛まれました。

当たり前に気づいた時、世界は色を取り戻した

そんなドン底の日々の中、あることに気づかされました。それは、当たり前だと思っていた存在のありがたみです。心配してくれる家族がいる。声をかけてくれる友人がいる。朝、目が覚めて、今日という一日がある。最初は無理やりだったかもしれません。それでも、一つひとつに「ありがとう」と心の中で呟いてみる。すると、不思議なことに、固く凍っていた心が少しずつ溶けていくのを感じました。不満が外へ外へと向いていた矢印が、感謝によって自分の内側、足元を照らし始めた瞬間でした。

闇を光に変える、感謝という名の羅針盤

結局のところ、闇を光に変える力は、外のどこかにあるわけではないのです。「心を洗う感謝しかない」という言葉の通り、自分の心の中に見出すしかありません。不満は視野を狭め、私たちを孤独な檻に閉じ込めます。一方で、感謝は心の窓を開き、今まで見えなかった人の温かさや、自分がすでに持っているものの価値に光を当ててくれます。それは、七転び八起きの道を進む経営者にとって、進むべき方向を指し示してくれる最強の羅針盤になるのです。もし今、あなたが暗闇の中でたった一人だと感じているのなら、思い出してください。あなたの周りにも、必ず小さな光があるはずです。

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*このブログは師・堀田先生のお言葉「闇を光に変えるものは、心を洗う感謝しかない。不満は心を閉ざし、世界を小さくする。」を元にして書きました。

サムネールは ChatGPT で作成しました。

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この記事を書いた人
おおもと経営オフィス 代表
大本 佳典

大本佳典【公式】 / Yoshinori Oomoto
おおもと経営オフィス 代表
1993年より企業経営に携わる、「経営者の心に寄り添う経営コンサルタント」
[経歴と実績]
経営戦略立案、融資サポート、ビジネスコーチングの専門家。年間のセミナーなど登壇回数は100本超え。
北海道商工会議所連合会エキスパートバンク登録専門家、北海道商工会連合会エキスパートバンク登録専門家として活動。
[趣味]
美味しい料理と日本酒を楽しむこと、写真撮影。
北海道を愛車の MINI COOPER で走り回ること。年間走行距離は20,000km超。
[ブログについて]
経営者の皆様に寄り添い、実践的なビジネス戦略や心構えについて発信してます。
失敗と復活を経験した視点から、北海道の企業の成長と発展に少しでも貢献できたら嬉しいです。

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