仕事での安定は、自分自身の行動と意識に大きく依存します。その中でも、「見栄を張らないこと」が安定に繋がる重要な要素であると自分の経験から感じるものです。
なぜ見栄は問題なのか?
見栄とは、他人に対する自己のイメージを保つために、本来の自己から離れた行動をとることです。これは、以下のような問題を引き起こします。
- 本当の課題から目を背ける: 見栄を張ることで、真摯に取り組むべき課題から目を背け、結果的に社会の波風を直接受けてしまうことがあります。
- 自己中心的な欲望を生む: 人間は自己中心的な欲望や見栄からくる争いを生み出し、その結果、自分自身の運命を悪化させてしまうことがあります。
自分自身の教訓
わたしは人からよく見られたいと、収入に不釣り合いな高価な腕時計を買ったり、友人の飲み代をおごったりしていました。
振り返ると赤面の至りですが、それが正しいことと思っていました。
今では人からよく思われたいという、見栄っ張りの行動でした。
その後、何年も経ってからお金に困り腕時計を手放し、人にさんざんご馳走したことを悔やむ場面に遭遇したのです。
見栄を捨てることの重要性
見栄を捨てて、真剣に仕事に取り組むことが、最終的には安定への一歩となるのです。なぜなら、
- 他人との無駄な競争から解放され、本当の仕事に向き合える
- 自分の弱い部分を認めて、素直になることができる
- 自分自身をを理解して、成長が早くなる
といった利点があるからです。
以上、仕事での安定は見栄を捨て、真摯に課題に取り組むことから始まるということを理解して頂ければ幸いです。
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