販促営業で出張ばかり、家に帰らないのが当たり前だった日々

社長専門コーチング

独立してからの私は、まさに「仕事の鬼」でした。会社員時代、タクシー会社の倒産を経験し、一度はどん底まで落ちた私にとって、コンサルタントとしての再起は、人生を賭けた挑戦だったからです。当時はがむしゃらに働くことが、唯一の成功への道だと信じて疑いませんでした。販促営業で全道を飛び回り、家に帰らないのが当たり前。札幌の自宅よりも、出張先のホテルで過ごす時間の方が圧倒的に多かったように記憶しています。正直なところ、「これで家族を幸せにできるんだ」と、どこか自分に言い訳をしていた部分もあったかもしれません。来る日も来る日もクライアントのために、そして自分の事業を軌道に乗せるために、睡眠時間も惜しんで働きました。

しかし、そんな生活が続いたある日、妻から切り出された言葉に、私は大きな衝撃を受けました。「あなた、家族のこと、本当に考えてるの?」。その言葉は、私の胸に深く突き刺さりました。無我夢中で積み上げてきたと思っていたものが、実は足元から崩れ落ちていたことに、この時初めて気づかされたのです。

経営者である前に、一人の人間であるということ

私は、中小企業の経営者の皆さんが抱える「孤独」や「プレッシャー」を痛いほど理解しています。私自身も、誰にも相談できず、一人で抱え込み、ただひたすら前だけを見て走ってきた時期がありました。しかし、その結果、お金では決して買えない、家族との時間、心の平穏を失いかけていたのです。会社経営は、利益を追求することももちろん大切です。しかし、同時に社員を大切にし、持続可能な経営を目指すことこそが、真の成功だと私は学んだのです。そして、その「社員」の中には、他でもない「自分自身」と「自分の家族」も含まれるということを。経営者である前に、私たちは一人の人間であり、大切な家族を持つ親であり、夫であり、妻なのです。

あの時、立ち止まって家族の声に耳を傾け、自分自身の働き方を見つめ直すことができたからこそ、今の私があります。机上の空論ではなく、泥臭く寄り添い、共に未来を描く経営参謀として、私はあなたの伴走者でありたいと願っています。私の失敗から得た教訓が、あなたの経営の羅針盤となれば幸いです。

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ビジネスコーチ大本から、今日のコーチングです。
▼あなたは今、何かに「言い訳」をして、本当に大切なものから目を背けてしまってはいませんか?

サムネールは ChatGPT で作成しました。

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この記事を書いた人
おおもと経営オフィス 代表
大本 佳典

大本佳典【公式】 / Yoshinori Oomoto
おおもと経営オフィス 代表
1993年より企業経営に携わる、「経営者の心に寄り添う経営コンサルタント」
[経歴と実績]
経営戦略立案、融資サポート、ビジネスコーチングの専門家。年間のセミナーなど登壇回数は100本超え。
北海道商工会議所連合会エキスパートバンク登録専門家、北海道商工会連合会エキスパートバンク登録専門家として活動。
[趣味]
美味しい料理と日本酒を楽しむこと、写真撮影。
北海道を愛車の MINI COOPER で走り回ること。年間走行距離は20,000km超。
[ブログについて]
経営者の皆様に寄り添い、実践的なビジネス戦略や心構えについて発信してます。
失敗と復活を経験した視点から、北海道の企業の成長と発展に少しでも貢献できたら嬉しいです。

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