昨日、ある社長さんと飲みながらいろんな話をしました。
その中で特に印象に残ったのが、その方がニッチ戦略を学んでいて、自身の事業に生かすことが難しかったという話です。
しかし、ある先生から「あなたでなければ幸せにできない人は誰ですか?」と問われ、それが胸に響き、自身のビジネス戦略が変わったというのです。
つまり、誰でも彼でもお客さんになってほしいと積極的に売り込むのではなく、特定の自分だけが対応できるお客さんと関わる方が、双方にとって幸せになれるということです。
その話を聞いた時、その社長さんは納得していました。
その後、その社長さんはお客さんを絞り込み、自分との関わりを深めたいと感じる方々との取引を深め、業績が向上しているそうです。
私自身も同様の経験があります。
なかなか購入してくれない、または自分を相手にしてくれないお客さんに売り込んでも、双方にとって良い結果にはつながりません。
それどころか、相手に迷惑をかけたり、価格を下げざるを得ない状況になることもあります。
この話を聞いている社長さんは、どう思われるでしょうか?
「自分でなければ幸せにできないお客さん」は、どこにいるのでしょうか?
そのことを一度考えてみてはいかがでしょう。