はじめに
ニセコ倶知安町で実施された経営相談会における様子と、Google検索で店舗が上位に表示されるための具体的な方法について詳細に解説します。特に、Googleビジネスプロフィールの設定方法や、クチコミ対応の重要性、情報発信の効果的な方法に焦点を当てています。
現代において、情報発信は企業の安定に欠かせないものとなっており、とりわけ中小企業や飲食店にとっては売上向上や顧客獲得に直結します。
このブログでは相談会でのトピックと、Googleマップの活用手法について、具体例を交えながらお伝えします。
倶知安町での経営相談会の概要
ニセコの中心地である倶知安町で、1日経営相談会の講師を務めました。地元企業や個人事業主の方々が参加しました。相談会では、主に次の2つのテーマが中心となりました。
- SNSを活用した情報発信方法
- Googleマップで店舗が上位表示されるための方法
このようなデジタルマーケティングに関するテーマは、特にオンラインでの存在感が薄い企業にとって非常に重要です。
実際、相談に来た企業の担当者さんは、SNSの活用やGoogleマップの効果的な運用についての不安を感じていました。
SNS情報発信の重要性
SNSは現代のマーケティングにおいて不可欠なツールとなっています。しかし、多くの中小企業では、その使い方が分からない、もしくはうまく活用できていないことが多いです。相談会では、特に以下の点を伝えました。
- 一貫性のある投稿：企業のブランドイメージを保ちながら、定期的に情報を発信すること。
- 顧客とのコミュニケーション：SNSを通じて顧客と直接コミュニケーションを図り、フィードバックを得ることで信頼関係を築くこと。
- 多様なコンテンツの提供：写真や動画を駆使して、顧客に視覚的にアピールすること。
二世古酒造への訪問
相談会のなかで、二世古酒造を訪問し日本酒を購入しました。マスターが「枡」をプレゼントしてくれました。
酒蔵への訪問は数えるほどしかしたことがありません。現場に行くことは大事です、いろいろと見えてくるものがあります。
Googleビジネスプロフィールの効果的な活用法
YouTube動画の後半では、Googleビジネスプロフィールの運用方法について詳しく話しました。
Googleビジネスプロフィールをきっちり設定し、継続して運用することで、Googleマップ上での店舗表示順位を上げることが可能です。
Googleビジネスプロフィールとは
Googleビジネスプロフィールは、企業や店舗の基本情報（住所、電話番号、営業時間、サービス内容など）をGoogle検索やGoogleマップに表示するためのツールです。これにより、ユーザーは簡単にその店舗の情報にアクセスでき、来店や問い合わせが増える可能性があります。
上位表示されるための基本的な設定
- 店舗の正確な情報を入力
まず、店舗名、住所、営業時間、連絡先、ウェブサイトなどの基本情報を正確に入力することが大前提です。これにより、ユーザーが店舗を見つけやすくなります。 - カテゴリーの選定
店舗の業種に適したカテゴリーを設定することで、より適切なユーザーに店舗が表示されやすくなります。
例えば、飲食店であれば「レストラン」、美容室であれば「ヘアサロン」など、具体的なカテゴリーを選ぶことが必要です。 - 写真の投稿
実際の店舗の外観や内装、商品などの写真を積極的に投稿することで、視覚的にユーザーにアピールできます。特に、写真の投稿を継続していくことが大切です。 - 営業時間の更新
営業時間を正確に入力し、定休日も設定することで、ユーザーの信頼を得ることができます。祝祭日の営業時間や休みであることを掲載すると、検索した人に親切です。
クチコミへの対応
Googleビジネスプロフィールでは、ユーザーが店舗についてのクチコミを投稿することができます。このクチコミは、他のユーザーにとって参考になるため、企業としてはクチコミへの対応が重要です。
- 返信をすること
クチコミに対して返信することは、顧客に対する感謝の意を表すだけでなく、他のユーザーが誠実な会社であると感じるポイントです。特に、批判的なコメントに対しても丁寧に返信することで、信頼性を高めることができます。 - 感謝の気持ちを込めた返信
良いクチコミに対しては、感謝の気持ちをしっかり伝えることが重要です。可能であれば来店した時の記憶を頼りに、そのときのエピソードについて触れることで、個別対応ができている印象を与えることができます。
最新情報の更新
Googleビジネスプロフィールには、「最新情報」として投稿を行う機能があります。これを活用して、イベントの告知や新商品情報を定期的に発信することが、店舗の露出を高めるポイントとなります。
- 定期的な投稿：新商品やサービスの情報を定期的に発信することで、ユーザーの関心を引きつけることができます。
- 写真付きの投稿：視覚的にアピールするために、投稿には写真を添えることが効果的です。
結論：コツコツと継続すること
Googleビジネスプロフィールの運用や、SNSでの情報発信は一度の設定や投稿で完結するものではありません。
これらの作業は、継続的に行うことで徐々に効果が現れるものです。
特に中小企業にとっては、日々の業務と並行して行うのは大変かもしれませんが、続けることで確実に結果が出てきます。
今回の倶知安町での経営相談会を通じて、地元企業がデジタルマーケティングの重要性を再認識し、それをどのように実践するかの手掛かりを得られたのは、大きな成果でした。
企業の規模に関わらず、デジタル時代における情報発信の強化は避けて通れない課題であり、今後もこのような取り組みが求められ続けるでしょう。
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