先日、北海道のある町で自動車整備工場を営む社長さんと、AIエージェントの相談をしました。「何から始めますか」と伺うと、間を置かずに答えが返ってきました。「請求書発行から。10万円を超えるものだけ、自分が確認する。月に5万までなら出す。事務員さん0.3人分の仕事が回るなら安い」。見直しは9月末、と。わずか10分でした。
なぜ、これほど早く答えられたのか。決めるべきことが、実は4つしかないからです。
1つ目は、最初に任せる業務を決めること。自分がいちばん嫌いで、毎週必ず発生する仕事を選びます。2つ目は、止める基準を決めること。どの金額・件数で自分が最後に確認するか、線引きをします。3つ目は、月額の上限を決めること。「事務員を1人雇うかどうか」を物差しにすると、決めやすいです。4つ目は、見直す日を決めること。3か月後の何月何日に、やめるか続けるかを、先にカレンダーへ入れておきます。
正直に言えば、私自身もこの4つを埋めるのに手こずりました。とくに見直す日です。決めずに走らせて、なんとなく課金し続けた月があります。使うと決める前に、やめる日から決める。順番が逆なのだと、後になって気づきました。
紙を1枚用意して、この4つの欄を埋めてみてください。埋まれば、明日から動けます。埋まらない欄は、あなたの会社が次に考えるべき宿題です。
AIに任せる仕事と、自分が握る判断の線引きを一緒に整理しませんか
ビジネスコーチ大本から、今日の質問です。
▼ あなたの会社で「これだけは絶対に自分が握る」と決めていることは何ですか。そして、いちばん最初にAIへ手渡してもいい仕事は、どれでしょうか。
