生成AIに何かお願いすると、それらしいスマートな回答は戻ってきます。けれど、それをそのまま自分の会社で使えるかというと、そうはいかないようです。
大切なのは良いプロンプト(命令文)を組み立てるよりも、うちの会社の情報を与えることです。なぜかというと生成AIは、様々な知識を学んでいるのですが、御社の中で起きている細かい事は一切知らないからです。
私も最初はプロンプト(命令)を長くすればいいんだと思って結構迷走してました(汗)
例えば入社2日目の新人さんに「いつものようにお客様の案内文を作っておいて」と言っても、新人さんは戸惑うと思います。新人さんは直近の案内文をいくつか棚から取り出して中を調べ、それをベースにして書きますよね。AIもこれに似ていてこちらの情報を与えておかないと、とんちんかんな内容を出す場合があります。
うちの研修会では、ここをジョハリの窓で整理していきます。自分とAIがそれぞれ何を知っていて、何を知らないかを4つに分けるやり方です。
・この社長にはメールの前に1本電話を入れる
・あのお客さんには、○○のことは触れない
・特定の人しかできなくて、その人が退職されたら困る仕事
社内の誰かの頭の中にはあるんですが、AIに伝わっていないことが結構あるんですね。AIに作ってもらったけれど、なんかぴんとこないと言うのは大抵ここが原因になります。
ジョハリの窓を1つずつ埋めていくと、自社のどの情報を生成AIに渡すと、精度が上がっていくのか明確になってきます。
今日からできることを1つだけお伝えしますと、会議で決まったことをAIに渡して記憶してもらうことです。この積み重ねが他社にはない、自社の資産になっていきます。
参考になれば幸いです。
社内の誰かの頭の中にあるものを書き出す作業は、皆さんでやったほうが早いので、社内研修の形にしています。
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