【AI からそれらしい返答はあるけれど、ピンとこない】

生成AIに何かお願いすると、それらしいスマートな回答は戻ってきます。けれど、それをそのまま自分の会社で使えるかというと、そうはいかないようです。

大切なのは良いプロンプト(命令文)を組み立てるよりも、うちの会社の情報を与えることです。なぜかというと生成AIは、様々な知識を学んでいるのですが、御社の中で起きている細かい事は一切知らないからです。

私も最初はプロンプト(命令)を長くすればいいんだと思って結構迷走してました(汗)
例えば入社2日目の新人さんに「いつものようにお客様の案内文を作っておいて」と言っても、新人さんは戸惑うと思います。新人さんは直近の案内文をいくつか棚から取り出して中を調べ、それをベースにして書きますよね。AIもこれに似ていてこちらの情報を与えておかないと、とんちんかんな内容を出す場合があります。

うちの研修会では、ここをジョハリの窓で整理していきます。自分とAIがそれぞれ何を知っていて、何を知らないかを4つに分けるやり方です。

・この社長にはメールの前に1本電話を入れる
・あのお客さんには、○○のことは触れない
・特定の人しかできなくて、その人が退職されたら困る仕事

社内の誰かの頭の中にはあるんですが、AIに伝わっていないことが結構あるんですね。AIに作ってもらったけれど、なんかぴんとこないと言うのは大抵ここが原因になります。

ジョハリの窓を1つずつ埋めていくと、自社のどの情報を生成AIに渡すと、精度が上がっていくのか明確になってきます。

今日からできることを1つだけお伝えしますと、会議で決まったことをAIに渡して記憶してもらうことです。この積み重ねが他社にはない、自社の資産になっていきます。

参考になれば幸いです。

社内の誰かの頭の中にあるものを書き出す作業は、皆さんでやったほうが早いので、社内研修の形にしています。
https://oomotokeiei.jp/6935/

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この記事を書いた人

大本佳典【公式】 / Yoshinori Oomoto
おおもと経営オフィス 代表
1993年より企業経営に携わる、「経営者の心に寄り添う経営コンサルタント」
[経歴と実績]
経営戦略立案、融資サポート、ビジネスコーチングの専門家。年間のセミナーなど登壇回数は100本超え。
北海道中小企業総合支援センター登録専門家、北海道商工会議所連合会エキスパートバンク登録専門家、北海道商工会連合会エキスパートバンク登録専門家として活動。
[趣味]
美味しい料理と日本酒を楽しむこと、写真撮影。
北海道を愛車の MINI COOPER で走り回ること。年間走行距離は30,000km超。
[ブログについて]
経営者の皆様に寄り添い、実践的なビジネス戦略や心構えについて発信してます。
失敗と復活を経験した視点から、北海道の企業の成長と発展に少しでも貢献できたら嬉しいです。

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