たびたび怒鳴りつけていると、部下が失敗を隠蔽するように

たびたび怒鳴りつけていると、部下が失敗を隠蔽する 経営相談

ミスをした部下の報告に上司が感情的になり

激昂して怒鳴りつけると

中には次のように思う部下もいるでしょう。

「こんなに怒られるんだったら、今度何か失敗しても黙っていよう。」

マンガのドラえもんのなかで、0点の答案用紙を隠したのび太くんと似ています。

答案用紙を見せなければ何も言われません。

0点の答案用紙が見つかるとママに思いっきり怒られます。

たとえ0点の答案用紙を隠しても

いつかは露見するのに・・・虚しい努力です。

会社の中でも似たようなことが起きることがあります。

部下の報告に対して上司が

感情的になり怒鳴りつけることが、たびたび重なると

部下は何か失敗をしても

怒られるのを恐れて報告することをためらう人も出てきます。

そうなると、早急に対応しなければならないトラブルが、

放置されたまま先送りになる。

小さなトラブルが、大きなトラブルになる可能性が出てきます。

私がお勧めするのは、

上司の立場にあっては

感情的にならないこと。

言い訳ばかりの内容であっても、途中でさえぎらず全て話させる事。

部下の立場においては

正直に上司に話すこと、

自分に都合の良い情報だけではなく、すべてを伝えること。

自分に非があると感じるなら謝罪すること、

上司が部下を頻繁に怒鳴りつけていると

正確な情報を手に入れるタイミングが遅れ、

部下が失敗を隠蔽するようになる恐れがあります。

会社を客観的にチェックするお手伝いをしています。

この記事を書いた人
おおもと経営オフィス 代表
大本 佳典

・経営の迷いを解消する経営参謀サービス:経営戦略、人事、財務の3つの柱であなたのビジネスをサポートします。
・美味しい料理と日本酒を楽しむこと、写真撮影が趣味です。
・このブログでは、ビジネスの知見や実践的なヒント、ビジネスのトレンドについて共有し、札幌や北海道のビジネス界に微力ながら貢献したいと思います。どうぞ、お付き合いください。

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